緑内障の治療
緑内障とは、何らかの原因で視神経が障害される病気です。病気が進行すると見える範囲が狭くなっていきます。自覚症状が現れにくい病気でもあり、知らないうちに病気が進行しているということもありますので早期に診断を受けることが重要な病気です。
緑内障の症状
発症初期は自覚症状がない事が多いです。
視神経の障害は、ゆっくり進行し視野も少しずつ狭くなるため気付きにくいと言われています。
急性の緑内障では急激に眼圧が上がるため、目の痛みや頭痛、吐き気などの症状がでます。
このような急性の発作が起きた場合には、すぐに治療をするひつようがあります。
治療について
緑内障の治療は、眼圧を下げることを基本にしています。点眼薬での治療やレーザーによる手術、外科的な手術があります。最も重要なことは、早期発見し、治療を開始することです。一度障害された視神経は元に戻りません。まずは、検査をして、治療方針を検討して治療方法を決めます。
《薬物療法》
まず、点眼薬から始め様子を見ながら、薬を変更、又2,3種類の薬を併用したりすることもあります。点眼薬だけでは効果が見られない場合は内服治療をします。
《レーザー治療》
点眼薬や内服薬での治療で眼圧コントロールが不十分な場合はレーザーを当てる治療を行います。
痛みもなく、短時間で終わる安全な治療です。
一度失った視野を取り戻すことができない病気ですので、40歳を超えたら、定期的に眼圧検査・眼底検査・視野検査などの検査することをお勧めします。